トレンド=流行
つまり流行に沿った記事を書いてアクセスを集め、ブログに掲示した広告で収入を得ます。
いま起きていること、流行っていること、話題になっていることを記事にして紹介するんです。
例えば、、
- 事件
- 事故
- スポーツ
- 芸能
- イベント
など、毎日いろいろなニュースで溢れていますが、それらをネタにして記事を書きます。
ニュースに限らず話題のドラマや新商品など、たくさんの情報がネタになります。
この記事では、トレンドブログを始めようか迷っている方にトレンドブログのメリット・デメリット、そして対策についてご紹介します!
- トレンドブログのメリット
- トレンドブログのデメリット
- 目からウロコ!デメリット対策
トレンドブログ、3つのメリット

トレンドブログには大きなメリットが3つあります。
- ネタが豊富
- ライバルが少ない
- アクセスされやすい
①ネタが豊富!
ブログを書いている人の多くは、ブログに書くネタがなくて困ることがあります。
例えば、一つのジャンルに特化したブログを書いている人なら、
ですがトレンドブログはテレビやラジオやネットに出るニュースがそのままネタになります。
どれについて記事を書こうか迷うことはあっても、ネタを絞り出さないといけなくなるような心配はいりません。
またブログの設計や展開方法が重要となる特化型ブログに比べて、「ニュース」「芸能」「スポーツ」とすでに大きなジャンルに分かれているので、ネタを選ぶときの方向性に悩まされることもありません。
②ライバルが少ない!
頑張って記事を書いたとしても、同じような内容やキーワードで書いているライバルがたくさんいると、なかなか上位表示されず読んでもらうことができません。
ですが出てきたばかりの新しいニュースや話題をネタにするのでライバルが少なく、上位表示されやすいんです。
実際にGoogle検索エンジン担当者がTwitterや公式イベントでこう発表しています。
[This # always blows my mind:] 16% of queries typed into Google every day have never been used before. Every day! #change
— Avinash Kaushik (@avinash) October 6, 2011
訳:この数字にはいつも驚かされる。毎日Googleに入力される検索の16%はそれまでまったく使われたことがない。毎日だ!
2019年11月27日
『Googleでは、毎日16%前後、新しいキーワードで検索されている』
ですので、日々検索されて生まれている新しいキーワードで記事を書くことで、ライバルが少なく上位表示されやすいということなんです。
③アクセスされやすい!
他に書いているライバルがいなくて、上位表示されていれば検索ユーザーに自分の記事を見てもらうことができます。
それが、最新ニュースや話題のドラマなど検索ユーザーが多ければ多いほどアクセスが上がります。
すると広告を見てくれる人も増えて収入に繋がります。
著者の運営するブログの中にも、平均順位が高くなくても当たりの記事があれば月間56万PV(表示回数)。一日平均18,000回も見てもらうことができています。

人気のトレンド記事によっては、一日で10万アクセスを超えるようなものも珍しくありません。
トレンドブログ、3つのデメリット

とても大きなメリットをもつトレンドブログですが、始める前には必ず知っておきたいデメリットが3つあります。
- 早いライティングが求められる
- 被リンクがもらいにくい
- ドメインパワーが低いと不利
1.早いライティングが求められる
トレンド記事は、新しい情報を誰よりも早くアップすることが最大のポイントです!
ライバルが少ないといっても、グズグズしていると先を越されて上位表示することが難しくなってしまうからです。
特に人気芸能人のスキャンダルなんかは、爆発的な検索需要がある分ライバルも多く、1分遅れるだけで上位表示できなくなる可能性もあります。
ですので、書くネタを決めたら1時間で一気に仕上げるくらいのスピーディーさが求められます。
記事を書く時間がなく、1記事に1日以上かかってしまうという方には向いていません。
☆対策|未来予測型キーワードを攻める
ネタ選びと書くスピードなどスキルが求められるトレンドブログですが、ブログを始めたばかりの初心者でも成功できる方法があります。
それが「未来予測型キーワード」で記事を書くことです。専門的にはロングテールと言われる方法です。
事件・事故・スキャンダルといった生まれたばかりのネタを記事にするのではなく、必ず巡ってくるトレンドをターゲットにします。
- 春:花見
- 夏:花火大会
- 秋:ハロウィン
- 冬:クリスマス
これらのイベントは今年だけでなく毎年行われているイベントばかりです。翌年また同じ時期になると検索需要が増えてきます。
早いものは3ヶ月まえくらいに情報が公開されるので日時、場所、イベント詳細が分かった時点で前もって記事を書きます。
そうすればゆっくり時間をかけて記事を書くことができます。
2.被リンクがもらいにくい
詳しい内容で参考になる記事やブログは、他のブログで紹介してもらい自分が作ったブログのURLを載せてもうことができます。
それを被リンクと呼び、たくさん被リンクをもらうことで自分のブログの評価が上がる大きな指標となります。
ですが、記事に統一性がなくネタの寿命が短いトレンドブログの場合、この被リンクをもらうことが難しいと言われています。

☆対策|できるだけジャンルを絞る
ネタの幅が広いトレンドブログは専門性がなく、またトレンド(流行)が去ってしまうという時間制限があります。
ですので、できる限りジャンルを絞って専門性を高めます。
<例>
- 野球の試合結果専門(球団を絞るとさらに専門性アップ!)
- コロナ関連ニュース専門(日々の感染者数だけに絞るとさらに専門性アップ!)
- コンビニの新商品発売専門(駄菓子だけに絞るとさらに専門性アップ!)
お気づきの方もいるかもしれませんが、ジャンルを限り無く絞って専門性を高めた「特化型ブログ」を作るイメージです。
選ぶジャンルにもよりますが、野球の試合結果であれば日が経過しても「過去の試合結果」として野球好きの方のブログから被リンクをもらえることもあります。
3.ドメインパワーが低いと不利
どれだけ早く記事を仕上げても、インデックスされなくては読んでもらうことができません。
そしてこのインデックスのスピードに大きく影響すると言われているのが「ドメインパワー」です。もし2つの記事を同じタイミングでアップした場合、ドメインパワーの数値が高い方が早くインデックスされます。
ですがドメインパワーを育てるためには時間が必要となり、ブログを始めたばかりの初心者には不利なんです。
ですので初心者でも対抗できる手段を3つご紹介します。
- インデックスのリクエスト
- 記事完成まえにアップする
- 未来予測型キーワードをねらう
☆対策①|インデックスのリクエスト
記事を公開してもいつインデックスされるかはわかりません。
ですので出来るだけ早くインデックスされるように、リクエストを行います。
Google Search Console(グーグルサーチコンソール)


※早ければ3分ほどでインデックスされますが、日によって一日以上かかることもあります。リクエストしたあとは忍耐強く待ちましょう!
【その他】はてなブックマークをつかう
自分の好きなブログや記事を探して、オンライン上に保存(ブックマーク)できるサービスです。
このサービスに登録して、インデックスさせたいURLを検索→ブックマークします。
たったこれだけ!
そうすることでインデックスを早めることができます。

☆対策②|記事完成前にアップする
この方法は、スポーツの試合結果速報を記事にするときにも効果的です。
試合が終わってから記事を書き始めたのでは遅すぎてライバルに先を越されてしまいます。
- 試合中継を観ながら、情報を集め記事を書き始める
- 試合結果以外を完成させる
- 記事をアップ(公開)
- 試合終了後に試合結果や追加情報を入力し更新
- 見出しは3つ以内で素早く簡潔に!
- 試合結果や追加情報は更新で補う。
この方法でライバルよりも記事を早く公開して、早いインデックスと上位表示をねらいます。
☆対策③|未来予測型キーワードをねらう
すでにライティングスピードを補うための対策でも出しましたが、ドメインパワーが育っていない初心者にはとても効果的な対策です。
インデックススピードが遅い&ライティングスピードが遅いなら、数ヶ月先、一年先のキーワードを狙って記事を書けばいいんです!
それならインデックスに数日かかっても全く問題ありません。
慌てずゆっくりと時間をかけて質の高い記事を書くことに専念できます。
まとめ
- ネタが豊富ではじめやすい(初心者に向いている)
- 初心者は未来予測型キーワードを攻める!
この記事では、トレンドブログのメリット・デメリットについてご紹介しました。
そして著者も初心者としてトレンドブログからブログ運営をはじめました。
ですが、他の方のように「何を書いていいのかわからない」という悩みにぶつかったことはありません。
気になるデメリットは「スピード」や「被リンク」といったスキルや経験を要する部分。
時間をかけて少しずつ成長しながらでもカバーしていくことができます。
ブログを運営しながら、ライティングのスキルを磨いてブログの経験を積んでいきたいという初心者さんは、まずトレンドブログから始めてみてはいかがでしょうか!
最後まで読んでいただきありがとうございました!